一度やってみたかったシリーズ 第1弾
「え?」
想定外の答えだったのか、驚いた顔で悠弓は聖来を見つめる。
―良かった。こっち見てくれた。
「私ね、神童だったから悠弓ちゃんの音楽を好きになったんじゃないよ。ずっと、悠弓ちゃんの音楽が好きだった」
西野あおい『Cherry Prelude』
皆もすなるかんそうぶろぐといふものを私もしてみむとてするなり
皆さんこんにちは、labheaです。
さてキャパカリオンシリーズもひと段落したということで、次のネタが見つかるまでは、しばらくライトな内容でお送りしたいと思います。
題して、一度やってみたかったシリーズ!
プログラミング連載の制約でできなかった、「あ、ちょっとこれやってみたいな~」と思っていたことを書いていこうと思います。
記念すべき第1弾は感想ブログです。
・・・え、いや、ほらさ。皆さん、感想とか日常の出来事とか書いてるじゃないですか。
ああいうの書くのにどれくらい時間かかるのか(そして普段の連載にどれだけ時間がかかっているのか)興味あったんですよ。
ま、感想ブログというよりは冒頭の引用しかり皆さんのパロディーみたいな感じですけどね。
※やってみたかったシリーズとかぬかしてますが、現状第二弾までしか思いついていません。
全米が震撼しました
新進気鋭の同人作家、西野あおいさんの『Cherry Prelude』を読みました。
そもそも同人誌と分類されるものに初めて目を通したのですが、一般的にこんなクオリティ高いものなのですか?
所謂なろう系やどこぞの商用ラノベよりもしっかりしていて(特に字の文)、驚愕しました。(比較するのがそもそも失礼?)
ストーリーは、まあ悪く言えばありきたりな話で、展開も予想通りのものではあったのですが、全体的にとてもよくまとまっていて面白く、引用箇所では普通にウルっときてしまいました。
その他細かい感想を箇条書きでかくと
- 冒頭の6行の使い方好きです。
- 最初カスミ系かと思っていた聖来さんは実のところ策士で聖母だった
- 言葉よりも音楽で、な和解シーンとても良かったです。
- みなみさんのイケメンっぷりに震撼しました
「だけど、泣いたって良いんだよ。『悪いのは自分だから泣いちゃいけないんだ』なんて考えなくて良い。悲しいなら泣いたっていいんだよ」
- お母さんのイケメンっぷりにも震撼しました
「お世辞じゃないわよ。娘にお世辞を言ってどうするの。母さん、怒るわよ」
- セリフがところどころ作者の声で脳内再生された
capaさん曰くサイドストーリーなもう一冊のほうも楽しみにしています。
公開初日にキメてきました
見た目は子供頭脳は大人なメガネボーイがシンガポールで大暴れするあれ、見てきました。
こちらはネタバレしない範囲で感想を書くと、
- シンガポールの再現度が高かった
- 「バリアー」「バリア貫通ー」「バリア貫通無効ー」を彷彿とさせるやりとり
- 〇〇な園子が可愛い(ただ、どこか既視感があると思ったらけ〇おんだった)
- 見どころで笑いをこらえるのに必死だった
- エンドロールの「林修 林修」で吹き出した
といった感じです。
いろいろツッコミどころはありましたが、全体的に面白かったですよ。
ぜひ見に行ってみてください。
今週のおすすめ映画を紹介「ほっぺたにx傷がついているあれ」
ほっぺにばってん傷がついている侍の話が、再び実写映画化するらしいですね。
私は原作が好きで、それこそ実家にあるマンガが、このマンガと「テニスラケットを武器に戦うマンガ」と「中身がおっさんのピッピが主人公のマンガ」だけという謎レパートリーだったので、結構読み込んでいたのですが、まさか人誅編まで実写化されるとは・・・びっくりです。
実写化と聞くと爆死している印象しかないので気にも留めていなかったのですが、原作の最後まで実写化されるってことはさぞ素晴らしい出来なのだろうと思い、一作目をprime videoでわざわざレンタルしてみてみることにしました。
いろいろもの申したいことはあるのですが、とりあえずテンポが悪く、長くて苦痛でした。
金ローでは40分カットで放映したときもあるみたいですね。40分もカットできるってどゆこと?(こっちのバージョンで見たかった)
佐藤くんはすごいはまり役だったし、殺陣も超人マンガをリアルにうまく落とし込んでいて(背車刀の再現はすごかった)いいところがたくさんあったのに、脚本が残念だった感が否めません。
続きの京都編まで見るか悩みどころです・・・
余談ですが、このマンガの作者は造語の天才ですよね。
"人誅"や"逆刃刀"はもとより流浪人(るろうに)の読みまで造語ですからね。
すごいセンスだなーと思います。
おわりに
なるほど、たしかにこれだと1時間くらいで終わりますね。